ドライフラワーについて

自然の花、葉、茎、果実等を乾燥させて、装飾等に使う物をドライフラワーと呼びます。


もともとは、枯れても姿が変わらない花や、自然に乾燥した花を意味していたようです。


「花をいつまでも楽しみたい」という願望は昔からあったようですが、ドライフラワーが文化として始まったのは17世紀以降の北部ヨーロッパからと言われています。食料や、薬草の貯蔵と同様に、花のない冬の室内装飾のために開花時に集めて乾燥し、貯蔵されたのであるらしいと言われています。

イギリスでは,特にビクトリア朝時代にフラワー・アレンジメントが流行したこともあって、薬草、香料とともに、ドライフラワーになる植物の研究がさかんになって、当時の婦人たちのあいだに親しまれ、広まっていきました

日本で最初にドライフラワーとして利用されたのは千日紅の花で「陰干しにすると花のない冬でも楽しめる」という文献が残っているそうです。

江戸時代には貝細工(ヘリクリサム)などが渡来して、主に花壇用として広まりました。昭和期にドライフラワーという言葉ができて、それ以降、定着していきました。

ドライフラワーの作り方には、自然乾燥、シリカゲル乾燥、機械乾燥などの方法があります。


自然乾燥

小さな束にしてつるして乾かします。ハンギング法と呼ばれるもっともオーソドックスな方法です。

太陽が照っている日中は避けて、朝や夕方花を摘みます。生花店で買う場合、花びらに傷のないもの、よく水揚げされているものを選びましょう。種類によって異なりますが、多くの花は開花しきっていない段階で乾かし始めます。乾かしている間も花は開いていきますので、開花してからだと形が崩れたり花びらが散ってしまったりしてしまいます。

少しづつ束ねて輪ゴムで縛ります。あまりたくさん束ねるとカビの原因になりますし、ひもで束ねると茎が乾燥して縮んだ時に抜け落ちてしまいます。日の当たらない、風通しの良い湿度の少ないところに、吊るして乾燥します。

また、千日紅、ヘリクリサムなどは、花だけを摘み取って、茎に

ワイヤーをさして乾燥させる方法もあります。茎がワイヤーになるので曲げ伸ばし自在にアレンジできますが、茎がワイヤーのためナチュラル感は薄れます。

他に、シリカゲルに埋めて乾燥させる方法もあります。花の色や形を残したまま乾燥できますが、湿気に弱く傷みやすいという欠点があるため、あまり長くは楽しめません。


保管方法

乾燥した花は、段ボールなどに入れておき、日の当たらない、乾燥した場所に保管すれば、そのままの状態で保存できます。出来れば、乾燥剤、防虫剤なども入れておくとなおいいでしょう。

ドライフラワーが苦手なのが、直射日光と湿気です。

どれくらい持つの?

ドライフラワーが誰の目で見てもきれいな時期、というのは、限られています。また、花によっても違います。ドライフラワーにした時からだんだに色あせていって、どんどん茶色っぽくなっていきます。その経過も、その状態も楽しんでくださいね。それがドライフラワーの醍醐味でもあると思います。そして、花が散っていってしまったり、パラパラと落ち始めたら、寿命だと思って下さい。

花七曜のドライフラワー

お客様から、ドライフラワーってこんなにきれいだと思わなかった。どうしてこんなにきれいなの?とよくメールをいただきます。時には、お葉書をいただくことも。


花七曜のドライフラワーがきれいな、そのわけは・・・


花七曜のドライフラワーは、一部を除いてそのほとんどが、北海道の生産農家から仕入れています。


ドライフラワーの一番の敵は湿度です。その点、北海道は湿度がとても少ないので、ドライフラワーにとってはとてもいい環境です。

また、北海道は朝晩の寒暖差が激しいので、そうすると、ヘリクリサムや、千日紅など花の色がきれいに出ます。刈り取りの時期は、花が咲く一歩手前で、一番きれいにドライフラワーになる時を見計らって、一気に行います。
お花の乾燥は、自然乾燥、機械で急速に乾燥など、そのお花に合うように乾燥しています。

そして、最後に、花七曜スタッフの目で見てきれいだと思えるものを販売しています。自然のものなので、その年の収穫によってはいろいろ違いは出ますが、できるだけきれいなものをお届けしたいと頑張ってます(*^-^*)


ドライフラワーのもつ風合いは、生花やプリザーブドフラワーには変えがたいものがあります。それを楽しんでいただけたら本当に嬉しいと思います。